投球での肘下がりを治す方法① | 所沢市南住吉の所沢接骨院
トップページ > ブログ > 野球 > 投球での肘下がりを治す方法①

投球での肘下がりを治す方法①

  • 2019年11月13日
  • カテゴリー:野球

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
野球でボールを投げるときに肘が下がる選手いますよね?
肘が下がると肘や肩への負担が増加し、怪我のリスクが高くなります。
今回は肘下がりを治す方法をお伝えします。

 

肘が下がる原因はいくつかあります。
・間違ったフォームを覚えてしまった。
・体が硬く、正しい投球動作をするのがきつい。
・自然な体の使い方(リズム)が出来ない。

 

多くは『自然な体の使い方(リズム)が出来ない』為に正しいフォームがとれない選手が多いと思います。
簡単に説明しますと、体重移動のタイミングと体が開くのが早いと肘はどうしても上がってきません。そのような選手は投球動作のリズムが一定でないことがほとんどです。
リズムが崩れるとカクカクしたフォームになってしまいます。

 

そこで本題の投球での肘下がりを治す簡単な方法がこちらです。

軸足だけに体重を乗せたまま投げる方法(軸足スロー)です
この方法は体重移動が出来ない為、ある程度強いボールを投げようとするには体をうまく使わないと投げられないので、理にかなった投げ方が自然と身に付きます。

連続写真 横

連続写真 正面

 

 

この練習のポイントは
・距離は10メートル前後
・相手の胸にライナーぎみに投げる
・投げた後も片足のままピタっと止まる

 

特に大事なのが相手の胸にライナーぎみに投げることです。これが山なりのふんわりしたボールを投げようとすると、リリースのポイントが後ろになり、肘も下がってしまうことがあります。

この練習でスムーズに肘が上がるようになったら、徐々に普通のキャッチボールに戻すと良いのですが、いきなり戻すよりも1~2歩リズミカルに軸足でステップを踏むと自然に戻しやすいです。

 

 

連続写真 ステップ

 

㊟軸足スローで肘や肩などに痛みが出る人は行わないでください。

所沢接骨院では野球肘や野球肩の治療はもちろんですが、フォームの指導やリハビリなども行っています。
※フォームの改善過程では試合などにも影響が出るため、所属チームの監督やコーチの了承を得てからフォーム指導をさせて頂きます。