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【陸上】ハムストリングス肉離れの発生局面

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
様々なスポーツで肉離れの危険は伴いますが、
全肉離れのなかでハムストリングスが一番多いと言われています。
ちなみに次に多いのは大腿四頭筋です。
今回は陸上短距離走でのハムストリングス肉離れについて少し触れます。

まず、ハムストリングスの肉離れの中でも
肉離れの発生局面からスプリント型と伸展型に分けられます。

スプリント型
・地面を蹴って、推進力を得るとき
・スタートでSDを蹴るとき

伸展型
・走るときに脚を前に振り出して膝が伸びているとき
・バトンパスやゴールのとき

ハムストリングスある研究では陸上短距離走のハムストリングス肉離れの93%はスプリント型と言われており、
その中で85%は大腿二頭筋が損傷し、15%は半腱様筋or半膜様筋が損傷していると言われています。
そして残りの7%が伸展型で、すべて半膜様筋が損傷しています。

このように肉離れの発生局面によって損傷する筋肉が推測できます。
このことからフォームや選手の身体条件によって肉離れの危険を想定できるかもしれません。
危険を想定される選手はリハビリやトレーニングによって予防が必要となります。