【野球肘】内側上顆骨裂離骨折 | 所沢市南住吉の所沢接骨院
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【野球肘】内側上顆骨裂離骨折

  • 2020年10月03日
  • カテゴリー:野球

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。

野球肘の1つである内側上顆骨裂離骨折ですが、肘の内側の骨や軟骨を靭帯によって引き剥がしてします怪我です。
成長期に多くみられますが、なんと、少年野球選手の5人に1人の割合で発生する。
とも言われています。
主な症状は、投球時に肘の内側に痛みがあります。また、同部位を指で押したり、肘を外に捻ると痛みがあります。

~当院での取り組み~
エコーを用いて骨や靭帯に異常があるかを検査します。
損傷度にもよりますが、基本的には肘のギブスを行い、1カ月~2カ月ぐらいノースローで治療します。
投球障害はフォームや全身の柔軟性や身体の使い方が原因で起こることが多いので、ノースロー期間中はその原因を治す治療を行います。

ギブス固定は生活に支障が出ますが、私の経験ではこの怪我に対してギブス固定を行った方が、治りが明らかに良いため、このような処置のご理解をお願いしています。

ギプス

 

写真では撮影ように輪ゴムで止めていますが、実際にはこの上から包帯を巻きます。