子供の足の捻挫には骨折が生じている可能性が高い | 所沢市南住吉の所沢接骨院
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子供の足の捻挫には骨折が生じている可能性が高い

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。

なんと足の捻挫で接骨院に来院した人の約半数に
裂離骨折が生じていることがわかっています。

裂離骨折とは、足を捻ることで靭帯が伸ばされて、
骨を剥がしてしまう骨折のことです。
一昔前は、足の捻挫ではレントゲン撮影をすることが一般的でしたが、
レントゲン撮影ではこの裂離骨折を発見することが容易ではない為、
見逃されていたケースが多かったのです。

ATFL付着部裂離骨折

ATFL付着部裂離骨折

しかし、エコーで足の捻挫は確認すると、
子供の約半数に裂離骨折が生じていました。
(7~8割に裂離骨折があるという文献もあります)
裂離骨折や損傷した靭帯をしっかりと治さないと、
再び捻挫を繰り返してしまいますので、
当院ではこのような足の捻挫では
ギプス固定を施しています。

捻挫のギプス固定

さらに完治に向けて様々なリハビリや再発予防、
おすすめのセルフケアの方法を指導して、
捻挫の治療を行っています。

足を捻挫したときの受診の目安は、
・受傷後に足が腫れている
・患部に熱をもっている
・受傷30分後にも歩くと痛い

このような症状がある方は一度受診されることをおすすめします。