シンスプリント(一般型)のセルフテーピング
- 2020年10月16日
- カテゴリー:スポーツ
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
前回のブログで、走る際に足趾で地面を掴む癖がある人は症状改善が難しいと述べましたが、その癖を治す方法はいくつかありますが、その中でも自分で出来るテーピングを紹介します。非常に簡単です。
【なぜ足趾で地面を掴む癖は良くないのか】
長趾屈筋という筋肉が過剰に使われる
↓(長趾屈筋と後脛骨筋腱は交差するところがあるので)
後脛骨筋腱を押さえつけてしまうことで、後脛骨筋腱の滑走性が悪くなる
↓
スムーズに後脛骨筋腱が滑走しないで無理に使うと炎症が起きる
↓
長趾屈筋の付着する脛骨内側縁は牽引されて、骨膜反応を起こす。
↓
シンスプリントとなる
【セルフテーピング】
このように伸縮性テープで拇趾と示趾を固定します。
こうすることで、足趾で地面を掴みづらくなるので、拇趾球で地面を押すフォームが身につきやすいです。
【最後に】
シンスプリント(一般型)の原因は他にもオーバーワーク、回内足、サーフェス、股関節内旋など様々な原因が考えられますが、今回は足趾で地面を掴む癖にフォーカスしてセルフテーピングを紹介しました。