中学生・高校生の長距離ランナーは疲労骨折に注意
- 2020年01月30日
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こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
疲労骨折とは、骨に小さな外力が繰りかえし作用する結果、骨に微細な損傷が起こり、骨折をしてしまう病態です。
中学生や高校生の陸上長距離走の選手に起こりやすく、特に女子選手に起こりやすいです。
女子選手は過度な練習量やストレスの結果、月経異常により女性ホルモンの分泌が低下します。
女性ホルモンは骨を形成する作用があるので、分泌が低下すると疲労骨折になりやすくなるという仕組みです。
大会前や練習を休むと体が鈍るという理由で、脛骨(スネ)や中足骨(足の甲)に痛みがあるのに練習を続けている選手は疲労骨折に注意です。
疲労骨折を起こすと、3か月~6か月ぐらい満足に走れなくなるので、酷くなる前に対処することをおすすめします。
もちろん、男子選手や長距離走以外のスポーツをしている人にも起こるので、痛みがあれば無理をしないでください。