偏平足の原因
- 2020年11月27日
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こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
偏平足の原因は先天性と後天性に分けられます。
先天性というのは、いわゆる‘生まれつき‘のことで、後天性というのは、怪我や日常の環境が原因で引き起こされた障害や病気のことを言います。
先天性による原因
成長の段階で骨格や筋肉の発達が不十分により、足部アーチが形成されない
後天性による原因
成人における後天性の約8割が後脛骨筋腱の機能不全と言われています。
これは足首の捻挫などの怪我によって起こることもありますが、高血圧や糖尿病による血流障害や繰り返しの機械的ストレスによって後脛骨筋腱の機能不全は起こります。
後脛骨筋は距骨下関節の外がえしを抑える機能があるので、この機能が不全となると、偏平足に繋がります。その結果、後足部の外がえしを抑える機能がある三角靭帯にストレスがかかるようになり、三角靭帯の機能不全も起ります。
上記の状態が起こり、後足部が外がえし位になってしまうと、アキレス腱は距骨下関節軸の外側を走行することになります。その結果、下腿三頭筋の収縮でさらに外がえしの作用を生じることになるので、偏平足は助長されるという、負の連鎖状態となります。