腰痛の原因
- 2021年01月22日
- カテゴリー:腰痛
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
腰痛は様々な原因が考えられます。
腰が痛い原因は筋肉や椎間板、関節だけではありません。
患者さんはただの腰痛かな?と思っていても、なかには病気が隠されていることもあります。
今回は腰痛の原因を大きく5つに分けて原因を紹介します。
1.脊椎・運動器による腰痛
一般に皆様がイメージしている腰痛はこれです。
・椎間板ヘルニア
・腰椎分離症
・椎間板症
・筋筋膜性腰痛
・仙腸関節性腰痛・・・など
過負荷や加齢による退行性変化によって起こることが多いです。
2.神経由来
・脊髄腫瘍など
脊髄の外や脊髄の中に腫瘍ができるもので、約10万人に1人と非常に珍しいです。
しびれや脱力感などがあり、MRI撮影で発見できます。
3.内臓由来
内臓由来からさらに2つに分けられます。
・腎尿路由来
腎盂腎炎や尿路結石など
・婦人科由来
子宮内膜症や子宮筋腫など
4.血管由来
・腹部大動脈瘤
・解離性大動脈瘤
動脈瘤とは血管がたんこぶみたいに一部が膨らんでしまうことです。このたんこぶが膨らみすぎて破裂すると、死亡する危険が高くなります。
腹部大動脈瘤の初期症状では7割が腹痛と腰痛があり、3割が腰痛のみという報告もあり、腰痛と関連があります。
5.心因性
・うつ病など
このように腰痛には様々な原因があります。
血管由来などでは、早期の発見が重要となりますので、
ただの腰痛だろう。と油断せず、上記の事もが考えられるということを皆様にも知っていただけたら幸いです。
当院での専門外が疑われる患者さんに対しては、専門医へご紹介をしております。