腰椎分離症
- 2019年12月27日
- カテゴリー:腰痛
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
子供にも腰痛は起こります。腰痛でも様々な種類がありますが、
背骨の疲労骨折で腰椎分離症というのがあります。
当院でもこの2か月間で腰椎分離症の方は多い印象でした。
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【どのような怪我?】
1回の動作ではなく、繰り返しの負担で背骨に亀裂が入る怪我です。
腰、おしり、太ももなどに痛さや重ダルさが現れます。
腰を反る動作でも痛みがあります。
亀裂が大きいと修復するのが難しくなり、将来的に腰痛を起こしやすくなります。
【なりやすい人】
・小学校5年生~中学3年生ぐらい
・スポーツをやっている人(特に野球、サッカー、バレーボール)
・背中を反る、腰をひねる ←この2つの動作が同時に行われると発症しやすいです。
【どれくらい休まないといけないの?】
一般的に言われているのが・・・
・軽い亀裂で治る見込みがある場合は3~6か月のスポーツ活動の停止
スポーツ活動は停止でもリハビリは行います。
・逆に、亀裂が酷く治る見込みが低い場合はスポーツ活動の停止はせず、痛みが出にくい身体を鍛えるリハビリを行います。
上記がすべてではありませんが、当院では近隣の整形外科と連携しながら、お子さんの将来の事を含めて治療の計画を立てます。
腰椎分離症は治療の開始が早いほど治りがよいので、違和感などがありましたら早めの受診をおすすめします。