投球動作はどんなにいいフォームでも負担がかかる
- 2020年05月02日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
投球動作は、
どんなに良いフォームでも肩や肘に負担がかかる動作です。全く負担かかないフォームなどはなく、投げれば投げるほど、負担になります。
投球障害を直す方法や予防する方法は、投球によって肩や肘にかかる負担をなるべく減らすしか方法はありません。
投球動作はワインドアップ、前期コッキング期、後期コッキング期、加速期、フォロースルー期から成り立ちます。
投球動作はワインドアップ、前期コッキング期、後期コッキング期、加速期、フォロースルー期から成り立ちます。
肩や肘の痛みを起こしやすいのは、後期コッキング期から加速期のフェーズです。
この危険なフェーズで肘下がりがあると野球肩や野球肘になるリスクが高くなります。
しかし、このフェーズで肘下がり起こる原因はその前のフェーズにあることがほとんどです。
選手の投球フォームを指導する際に、「肘を高くあげなさい」などと教えることがよくあると思いますが、もちろん正しい指導だと思います。
勘の良い選手はこの一言で投球フォームが直ることもありますが、なかなか上手くいかない場合がほとんどだと思います。
選手は「肘を高く上げなさい」と言われると、リリースのときに肘を高くあげることは意識すると思いますが、
肘が高く上げられない原因はリリースより前の段階にあります。
このブログで何回かに分けて、なぜ肘下がりがいけないのか。どうすれば肘下がりが直るのかをお伝えしていこうと思います。