【野球肘・野球肩の原因】肘下がりとは・・・
- 2020年05月08日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
以前、野球での肘下がりを直す方法を紹介しましたが、
今日はそもそも肘下がりとは何かをお伝えします。
肘下がりとは
通常、後期コッキング期(最大外旋位)~リリースのフェーズで非投球側の肩、投球側の肩、投球側の肘のライン(肩‐肩‐肘ライン)が一直線になるのに対して、
投球側の肘の位置がラインから下がることを肘下がりといいます。
言葉で説明してもほとんどの方はわからないと思いますので、
画像をご覧にいれます。
現ソフトバンクホークス工藤公康監督の現役時代の正面からの写真です。
綺麗にラインが一直線になっているのがわかります。
この記事の結論ですが、
上記のフェーズでラインから肘が下がっていることを肘下がりといいます。
このフェーズで肘下がりが起こると、肩や肘に負担がかかり、野球肘、野球肩のリスクが高まります。
次回はなぜ肘下がりがいけないのかを詳しく説明いたします。