成長期の投球障害
- 2020年09月25日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
大人では起こらない成長期特有の投球障害が存在します。
成長期は骨端軟骨という大人の骨に成長する為の軟骨があり、
この骨端軟骨は通常の骨より脆弱な為、
投球動作によって微小な外力が繰り返し伝わると、投球障害につながります。
これは前述しました通り、成長期特有の投球障害で肘にも肩にも起こる可能性があります。
骨端軟骨は全身の骨に存在し、部位によっても大人の骨に成長する時期は異なりますが、
肘や肩は中学生~高校生ぐらいで大人の骨になります。
なので、少年野球はもちろんのこと高校球児まで、成長期特有の投球障害になる可能性があります。
当院での投球障害の治療は症状のある肘や肩だけに限らず、再発を防ぐ為に全身の柔軟性の改善、肩甲骨、胸郭、体幹、下肢の機能改善や負担の少ない投球フォームの指導を行います。