【少年野球】キャッチャーは投手以上に投球障害のリスクがある
- 2021年02月05日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
投球障害とは野球肘や野球肩を含めた、投球によって怪我を起こすことをさします。
少年野球では、投げる機会が多いピッチャーが投球障害に陥りやすいのは想像が容易かと思いますが、キャッチャーも非常に多いです。むしろキャッチャーの方が多いかも知れません。
理由は、キャッチャーはピッチャーに返球するため、試合ではピッチャーの球数に近い数の投球を行っています。しかし、それだけではありません。
キャッチャーは盗塁を刺さなければいけません。
少年野球のキャッチャーにとって、盗塁を刺すことに関するリスクをあげます
・少年野球では投手の制球が悪いため、捕手は無理な姿勢で投げる場面が多い
・打者を避けて投げるので、さらに無理な姿勢で投げる場面が多い
・小さい身体に防具をつけているので、動きの制限を受けやすい
このように実は少年野球のキャッチャーには投球障害のリスクが高いです。
高校生以上になると、投手の制球もあがり、筋力や身体操作性が向上するので、キャッチャーの投球障害のリスクが少し下がります。
少年野球のキャッチャーの投球障害を防ぐにはもしかしたら、盗塁を制限または禁止する必要もあるのかも知れません。
実際に全日本軟式野球連盟では盗塁規制に関する議論がされているそうです