野球選手の肩の特徴
- 2021年05月14日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
プロ野球で3年以上プレーした選手の投球側の肩の特徴として
非投球側と比較すると、
・2ndポジションでの外旋可動域が大きい
・2ndポジションでの内旋可動域が小さい
と言われています。
この特徴が障害のリスクにどのように繋がるのかというと、
内旋制限があるだけでは必ずしもリスクがあるとは言えないようです。
しかし、内旋・外旋のトータルの可動域が非投球側よりも5°以上狭いと障害のリスクと言われています。
つまり、内旋と外旋をトータルで考える必要があります。
例
投球側
外旋136° 内旋46°トータル182°
非投球側
外旋130° 内旋58°トータル188° 非投球側よりも6°狭い
投球障害検診の1つの項目として使えそうですね。