野球ボールの握り方
- 2020年01月05日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
肘や肩の怪我のリスクを抑える野球ボールの握り方を紹介します。
まずはダメな例
正しい例
ポイントは親指です。
ボールは親指の側面を当てるように握りましょう。
ダメな例では親指の腹でボールを握っています。
この握り方だと「長母指屈筋」という筋肉の影響により手首が固定されてしまいます。
投球時の手首はなるべく固定せず、柔らかく使う必要があります。
それは手首が固定されることにより、連動して肘の動きも固定され力を分散することが出来ずに肘に負担がかかってしまいます。よって、怪我のリスクとなります。
「肘はしなやかに使った方がいい」
といったキーワードをよくグラウンドで耳にすると思いますが、その理由はこういった背景があります。
しかし、小学生で手の小さい子は正しい握り方は正直難しい場合もあります。
そのような選手は怪我のリスクを考えてピッチャーはさせるべきではないと思います。手が大きくなった小学校高学年や中学生になってからピッチャーをやらせても遅くはないと思いますので、怪我から守ることを第一に考えることが望ましいと思います。