野球 | 所沢市南住吉の所沢接骨院
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野球の記事一覧

【野球肩】インターナルインピンジメント症候群

【野球肩】インターナルインピンジメント症候群

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 野球肩の1つであるインターナルインピンジメントは、レイトコッキング期からアクセラレーション期の投球フェーズで発生します。 このフェーズで関節内において腱板(インナーマッスル)が関節唇と衝突して擦れることによって腱板や関節包、関節唇を痛めます。 原因 ・骨頭の前方変位 ・インナーマッスルの機能不全 →肩のインナーマッスルは上……続きを読む

  • 2021年06月11日
  • カテゴリー:野球

野球選手の肩内旋可動域が狭くなる理由

野球選手の肩内旋可動域が狭くなる理由

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 野球選手の2ndポジションでの外旋可動域は基本的には非投球側よりも広いですが、 狭くなる選手もいます。 2ndポジションでの外旋可動域制限因子 ・肩甲下筋下部線維の固さ →肩甲下筋は1stポジションでは下垂位での外旋で伸張し、2ndポジションでは外転90°で伸張します。 つまり、肩甲下筋を機能させる内旋動作は上記のポジショ……続きを読む

  • 2021年05月28日
  • カテゴリー:野球

野球選手の肩内旋可動域が狭い理由

野球選手の肩内旋可動域が狭い理由

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 前回のブログで野球選手の肩の特徴として、投球側の2ndポジションでの内旋可動域が狭いと説明しましたが、何故なのかという事を説明します。 2ndポジションでの内旋可動域が狭い理由 ・上腕骨の後捻増大(生理的に後ろに捻じれている) →骨格成長の特徴として上腕骨後捻は小学生高学年のときが1番大きくて、その後大人になるにつれて小さ……続きを読む

  • 2021年05月21日
  • カテゴリー:野球

野球選手の肩の特徴

野球選手の肩の特徴

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 プロ野球で3年以上プレーした選手の投球側の肩の特徴として 非投球側と比較すると、 ・2ndポジションでの外旋可動域が大きい ・2ndポジションでの内旋可動域が小さい と言われています。 この特徴が障害のリスクにどのように繋がるのかというと、 内旋制限があるだけでは必ずしもリスクがあるとは言えないようです。 しかし、内旋・外……続きを読む

  • 2021年05月14日
  • カテゴリー:野球

【野球肘・野球肩予防】早く開くのを防ぐ方法

【野球肘・野球肩予防】早く開くのを防ぐ方法

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 投球で早く開くというのは、右投げで例えると投球モーションの前半では骨盤が3塁方向を向いていますが、トップの位置を作る前に骨盤が打者方向に向いてしまうことを開きが早いと表現します。 開きが早いと肘下がりの原因となり、肩の前面や肘の内側の怪我(野球肩・野球肘)に繋がります。 開きが早いのを防ぐのに意識だけでは難しいです。投球動……続きを読む

  • 2021年04月09日
  • カテゴリー:野球

【野球肘・野球肩予防】身体をムチのように使う

【野球肘・野球肩予防】身体をムチのように使う

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 投球で全身をムチのようにしならせる事によって下記のような効果があります。 ◯全身のパワーをフルに使える ◯関節や靭帯などの軟部組織の負担を減らす つまり、力強い球を投げて、野球肘・野球肩を予防するには全身をムチのようにしならせることが重要です。 ◯全身のパワーをフルに使える 投球動作は下肢→体幹→上肢という順序で連動させる……続きを読む

  • 2021年04月02日
  • カテゴリー:野球

【投球障害】股関節の硬さによる影響

【投球障害】股関節の硬さによる影響

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 野球の投球動作は全身運動なので、肩や肘の動き以外にも体幹や下肢の 連動性が非常に重要です。 この連動性が崩れていると野球肘や野球肩の原因となります。 今回は股関節内旋の動きが硬いと投球にどのような影響が起こるのかを説明します。 股関節内旋の硬さはこのようにみます。 ↓↓↓↓↓↓ 投球動作ではアクセラレーション期~リリース期……続きを読む

  • 2021年03月26日
  • カテゴリー:野球

【投球障害】日本とドミニカ共和国の比較

【投球障害】日本とドミニカ共和国の比較

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 上記の表はボーイズリーグ世界大会に出場した 投球障害のメディカルチェックで陽性割合を比較したものです。 いわゆるジュニア世代の選手です。 OCDとは肘離断性軟骨炎 内側障害とは、野球肘で肘の内側に異常があるものを指します。 この表を見ると、ドミニカ共和国の選手は割合がかなり低いです。 そこに隠されている謎を述べていきます。……続きを読む

  • 2021年02月26日
  • カテゴリー:野球

【少年野球】キャッチャーは投手以上に投球障害のリスクがある

【少年野球】キャッチャーは投手以上に投球障害のリスクがある

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 投球障害とは野球肘や野球肩を含めた、投球によって怪我を起こすことをさします。 少年野球では、投げる機会が多いピッチャーが投球障害に陥りやすいのは想像が容易かと思いますが、キャッチャーも非常に多いです。むしろキャッチャーの方が多いかも知れません。 理由は、キャッチャーはピッチャーに返球するため、試合ではピッチャーの球数に近い……続きを読む

  • 2021年02月05日
  • カテゴリー:野球

少年野球選手の約半数に肘の内側に異常がある

少年野球選手の約半数に肘の内側に異常がある

こんにちは。所沢接骨院の伝法です。 2019年少年野球の全国大会に出場した選手1000人に野球肘と関連の強い、肘の内側の形態異常を調べたグループがあります。 その結果、以下のように肘の内側に形態異常がありました。 小学3~4年生で約20% 小学5年生で  約45% 小学6年生で   約47% 全国大会出場チームなので、日頃の練習量や練習強度は一般的なチームよ……続きを読む

  • 2021年01月29日
  • カテゴリー:野球