野球選手の肩内旋可動域が狭くなる理由
- 2021年05月28日
- カテゴリー:野球
こんにちは。所沢接骨院の伝法です。
野球選手の2ndポジションでの外旋可動域は基本的には非投球側よりも広いですが、
狭くなる選手もいます。
2ndポジションでの外旋可動域制限因子
・肩甲下筋下部線維の固さ
→肩甲下筋は1stポジションでは下垂位での外旋で伸張し、2ndポジションでは外転90°で伸張します。
つまり、肩甲下筋を機能させる内旋動作は上記のポジションですと作業効率が高いです。
・小胸筋-烏口上腕靭帯-上腕二頭筋の固さ
→小胸筋は烏口突起で烏口上腕靭帯を介し上腕二頭筋短頭や烏口腕筋と筋膜的に接続します。
・大胸筋・大円筋の固さ
→ベンチプレスなどのトレーニングによって張りがでたりします。
・MGHL、AIGHLの固さ
→上腕骨を安定化させる靭帯で緩くなって問題となることがありますが、固さによる問題も起こります。
画像外旋制限のある選手はこのようなところをケアすることによって改善することがあります。